ハーフナーを代表に呼べ!という意見を見る度に思うこと

 まず大前提としてハーフナーは代表に呼ぶリストには入っているであろうし、いい選手というのは間違いないということです。ここでいういい選手とはあくまで個人的なものなので悪しからず。

ハーフナーの主な得点パターンはセットプレー、ペナルティーエリア内で相手ディフェンスと駆け引きし相手を振り切りクロスに合わせてゴール、味方のシュートのこぼれ球に合わせてゴール等があると思います。これをヨーロッパのリーグでやるのは容易ではない事は多くの方は認識しており、特徴も十分理解していると思います。ではなぜハーフナーを呼べという意見を見る度に疑問に思うのか個人的な意見を述べていきます。

・この意見が出る度にセットで出てくる話題がハーフナーにボールを出さない選手がいる、ハーフナーを使わないという滑稽なものです

果たして本当にそれが事実なのでしょうか。確かにここでハーフナーにクロスを上げればというシーンは数年前までありました。ただザッケローニの時のチームは攻撃時はサイドを起点にする場面が多く、FWの役割として2列目の選手を生かすような動きを求められ、一度FWに当てサイドに散らしたり、裏抜けや囮になるような動き、前線からのプレスなどとても多くものを求められていました。個人的にハーフナーを見ていて恵まれた体格の割にポストプレーを得意とせず、動きも最小限でペナルティーエリア付近でパワーを最大限使いたいタイプに見えるのであまりに多くのタスクを与えると良さが発揮されないという面があると思います。一番象徴的なのが数年前のテストマッチの敵地でのフランス戦ですが、一度ハーフナーに預けようとボールを当てるとほぼロストし相手ボールになるという場面がありました。相手がフランスなんだから仕方ないという面も考慮してもそれなら前線で動いてスペースを作る動きやボールを引き出すために工夫するというものが求められるのですが、あの時点ではそこまで求めるのは酷というものでした。その為ほかの試合でもハーフナーにボールを出すというシーンが減っていったのは見ていてもわかりました。ボールをキープできないのにみすみすボールを出して相手の有利な状態にして果たして何の意味があるのでしょうか。あくまで個人的な感想ですがブラジルワールドカップまでは崩して崩してで通用した試合(主にテストマッチですが)あり、高さを使う場面がそこまでなかったのは事実だと思います。ただブラジルワールドカップの惨敗を経て、見てる側もより一層テストマッチは本当にテストマッチに過ぎない。ゴールを奪うためならもっとシンプルにというのは誰もが思ってることです。そこでブラジルワールドカップ後ハーフナーが呼ばれる機会があったのですが果たしてその時はどうだったでしょう。逆にもっとサイドを使うなり変化をつけた方が…と見ていて思うぐらいハーフナーにシンプルに放り込んでました(その時は主に清武ですが)なので数年前の印象にずっと引っ張られてる人がただただ多いというだけです。今呼ばれればおそらくもっと効果的にハーフナーを使うよう言われるはずです。しかも主に待望論が出るのはゴールしたり活躍した瞬間だけなんですよね。冷静なハーフナーのファンは本当に冷静に見ていると思います。厄介なのがこれがハーフナーに限ったことではなく誰かが活躍する度に誰かを貶め代表へという文言を見るのでもう子供の戯言か何かと諦めてますけどね。

ただ現在のハーフナーの状態、敵地での戦いとなるとオプションとしてはハーフナーを呼ぶ可能性はなくはないと思います。